drakiti63の日記

私の人となり

このくにのかたち

「このくにのかたち」は、おすすめです。新聞のコラム程度の文字数で、短編記事で分かりやすく解説された、日本の歴史を紐解いて、全6巻でまとめ上げられたものです。個人的には、司馬氏の意見に賛同できる部分が多いのですが、彼は、あまりにも日本のことを溺愛しすぎた印象があります。彼の理論でいえば、日本の侵略戦争は、日露戦争から始まったというらしいのですが、私は、既に明治維新の時から、日本のアジア侵略が始まっていたと思います。また、彼は、朱子学を忌み嫌っているようですが、教育勅語は、李王朝時代のイーテゲー学派の日本人によって作られたもので、朱子学の恩恵を受けているのですから、必ずしも朱子学を否定することはできないと思います。確かに韓国の朱子学は、大義名分論の疲弊があって、それを日本も影響を受けていて、問題点も多いのですが、韓国の血筋を尊ぶ伝統は、重要なことだと思います。日本では、天皇家だけが血統を重んじてきたのに対し、韓国では、両班という貴族たちが、血統を重んじてきました。小室直樹氏の韓国の悲劇という著作に、日本には、血統がないが、血統的カリスマ、即ち、天皇家があるのに対し、韓国では、血統があるが、血統的カリスマは存在しないとのこと。この「韓国の悲劇」という本も、分かりやすい文章で、韓国の事情を解説されていてお勧めです。文末になりましたが、今日でお題が終わるので、紹介できなかったお勧めの本を紹介します。片野次雄氏著作「李朝滅亡」角田房子氏著作「閔妃暗殺」などが、日本の近代史を分かりやすくまとめたノンフィクションのおすすめ小説です。
李朝滅亡はこちらまで。

李朝滅亡 (新潮文庫)

李朝滅亡 (新潮文庫)


閔妃暗殺はこちらまで。
閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母 (新潮文庫)

閔妃(ミンビ)暗殺―朝鮮王朝末期の国母 (新潮文庫)


購入しなくても、図書館で、多分、借りれると思います。

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